カプちゃん…

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「え、ニャに?」

これは…

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いったい

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ですかっ?!


「…ニャにっていわれても~ zzz…」

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…寝るな! ( 一一)

何でこんな風にいつもひと粒だけ残して、ごちそう様するのかなー?

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「…そのあとひと粒がお腹に入んないんだから、しょーがないじゃん」

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あのね、私が子どもの頃は、ごはん粒1つお茶碗に残しても、
親に怒られたものなのよ。
お百姓さんが一生懸命に育てたお米だからだって。

「文伽の子どもの頃の話なんて、そんな大昔の話、
 オレにはピンとこないニャ~。ごろーん」

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大昔とは何よ、大昔とは。失礼なっ。


…まぁ、田植えも刈り取りも機械で行なうようになって久しい今では、
「ごはんはひと粒も残さずキレイに食べるのよ」なんて
躾ける親もいないのかもしれないなぁ。

まぁでも私のような「モッタイナイ」世代としては、
このように器にひと粒の食べ残しを見ると、
ついモヤモヤしてしまうのである。

あとひと粒なんだから、キレイに食べなさいよぉー。


『肥後のいっちょ残し』という言葉が熊本にある。

宴会などで、大皿の料理を皆でシェアして食べる時に、
最後に皿に残ったひとつのものを、なぜか誰もが遠慮して食べず、
そのままお皿に残ってしまうことをいう。

カプチーノは別にキャットフードを
他の猫ちゃんとシェアしている訳ではないので、
ちょっと意味合いは違うのだが、
それでもこんな風に器にひと粒残ったカリカリを見るたびに、
「カプちゃんのいっちょ残し!」とつぶやいてしまう私である。

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